合い言葉は情報

なぜ?
なぜ、兵庫県は先進的なんでしょう。なぜ、情報ボランティアが県内各地で立ち上がったのでしょう。
それは、あの、巨大大地震がのこしたものだといえそうです。
阪神淡路大震災の時、全国各地との電話が通じませんdした。記憶に新しいところですね。ところが、唯一通じたのが、当時のパソコン通信だったのです。まだ、インターネットがいまほど一般化していないときでした。多くは、ニフティやPC−VANと呼ばれるパソコン通信を通じて情報交換をしていたんです。

ある小学校は、パソコン通信を利用して、被災し物資が足りないことを発信しました。すると、全国から、多くの救援物資が届けられたのです。余るほどだったといいます。
一方、すぐ隣の学校は、情報を発信することなどできず、またその術もなく、物資が足りず困っていた、そんな事態があったというのです。
情報ボランティアの皆さんは、それを身をもって実感し、情報受発信の大切さを伝えようと、組織化したようなのです。

いまや、兵庫県には、例えば、姫路市立曽左小学校のように、先進的な小学校がどんどん誕生しつつあります。曽左小学校のホームページを、みなさんぜひご覧になって頂きたいのですが、校長先生を始め、教頭先生や各学年の先生、専科の先生たちがどんどん情報発信しているのです。さらに、PTAのメーリングリストも完備しているようです。
素晴らしいですね。