みんなの情報交差点

これをマネしようったってそれは、無理でしょう。学校の先生たちだけでは不可能でしょう。
だって、それでなくたって忙しいんですから。せいぜい、パソコンルームのパソコンを使って、資料調べを指導するぐらいしかできないでしょう。ネットでテレビ電話的に情報交流なんて、そりゃあ、無理です。
では・・・。一体誰の力を借りればできるでしょうか。

町立神部小学校の先進的ITの推進役は…、じつは、地域のお父さん・お母さん・おじちゃん・おばちゃん・・・。そう、ボランティアの皆さんだったのです。みんなで、校内LANを敷いちゃったのです。そして、空き教室を、その情報ボランティアの部屋として、学校または教育委員会が確保してくれ、校庭から直接入れるようにしてくれたんですね。
もちろん、鍵の管理もボランティアに任されていました。

その教室で、ボランティアの皆さんは、中古パソコンを修理したり、ネットワークを整備したりしていたんです。それにとどまらず、地域の人たちのための、パソコン教室も開催していました。裾野はどんどん広がっていくように見えました。