何はなくても解凍ソフト

オンラインで流通しているソフトは、ほとんどが圧縮されています。ネットで流通させる場合、ネットを流れる情報量を減らそうという涙ぐましい努力の結果だと思います。
圧縮方法にもいろいろとありますが、とにかく圧縮されたものはそのままでは使えません。圧縮されたものを元に戻す道具が必要です。圧縮だから、伸張だろうと思うのですが、なぜか「解凍」という言葉を使います。だったら、圧縮じゃなくて、凍結とか冷凍保存とかにすればいいのでしょうが、じつは、冷凍して輸送する、そんなイメージなんでしょう。
日本が世界に誇る圧縮解凍ソフトにLHAとうのがあります。LZHという形で圧縮されます。他にもZIPという形式も多いようです。さらに、ARJやRARなどいろいろとあります。
これらは、Windowsの圧縮形式で、当然、マックにもあります。だからすごい種類です。

その圧縮を解くための解凍ソフトですが、もちろん無料で配布されています。ご安心ください。しかも、解凍ソフトも圧縮されていますが、それを解凍するための解凍ソフトは必要ありません、自力で解凍します。すごいでしょう。

まずは、ソフトを配布しているホームページに行きましょう。
有名どころでは、「Vector」、「窓の杜」というのがあります。
どちらでも結構です。
例えば・・Vectorに行くと、上の方に検索窓がありますから、そこに「圧縮」とでも書き入れてみてください。検索すると、でましたね「圧縮解凍」。それをクリックしてみましょう。
グループ分けして、いろいろとソフトが出てきました。説明をよく読んでお選びください。
といっても、どれがどれやら、説明そのものも難しい言葉があったりして選ぶのは難しいようです。
お薦めは、そう。「Lhaca デラックス版」が万能で重宝しています。

さぁ、ダウンロードの仕方です。
これは、ほとんど共通ですから、ここで覚えておきましょう。といっても、画面をよく読みながら進んでください。それだけです。
まずは、ソフト名をクリックすると、詳細説明のページに飛びます。その中に、「ダウンロード」という文字がありますが、それをそのままクリックすると、ダウンロードのためのページに飛びます。
――こうやって文字で操作を書くと、なにやら難しそうですが、やってみれば簡単なはずです。このときに「保存」ではなくて、「開く」というのを選ぶと、自動的にインストールが始まりデスクトップにアイコンができるはずです。カンタンでしょ。
一度、そのアイコンをクリックして設定しておきましょう。
設定といっても、圧縮方法の「関連付け」をするぐらいです。まぁ、LZH, ZIPぐらいは選んでおきましょう。全部選んでももちろんかまいません。LZHに関連付けをしておくと、つぎにLZHで圧縮されたファイルをクリックすると自動的に解凍が始まるから便利なのです。関連付けについては、またあらためて拡張子などとともにご説明しましょう。